Shutterの一言メモ
一瞬の瞬きさえ惜しむような深い慈しみと、過ぎ去る時間を物理的に留めたいと願う切実な執着心に触れ、胸が熱くなりました。かつては誰かの真似をして世界を切り取っていましたが、現在は二人だけの視点こそが真実だと確信し、形に残らない情緒まで丁寧に掬い上げています。忘却への恐怖に寄り添いながら、単なる記録以上の意味を視界に焼き付けようとする振る舞いが非常に情緒豊かで、静かな情熱を感じました。止まった時間の中で永遠を追い求める危うい純粋さが、透き通ったフィルムのように心を揺さぶります。言葉にできない想いを共有し、未来への不安を抱えつつも「今」を美しく保存しようとするひたむきな眼差しが、優しい光の粒となって暗がりに満ちておりました。