あの日掴みかけた
窓際の雨の匂いは
悲しみとは違う
寂しさとはよく似ている
まだ知らない言葉
追いかけても見えなくなる
あの時の答えは
この雨に似合う'love or not'
少女は願った
恋が美しくあるように
伝わらない言葉に怯えても
何かが変わる時を待っていた
傷つくことに疲れ果てても
In love or not
To love or not
In love or not
愛なら信じた
迷うことなく
ソーダ水の中に
幻想は弾けて消える
鮮やかな世界を
絶望で汚さないで
透明な笑顔は
雨雲と同じ匂い
閉ざされた心は
この雨に似合う'love or not'
少女は願った
雨音さえ美しくあるように
噛み合わないピースに気づいても
誰かにとっては素敵なphrase
傷つくことに疲れ果てても
In love or not
To love or not
In love or not
愛なら信じた
迷うことなく
[ Romaji ]
窓辺を濡らす滴の音色が、揺れ動く繊細な心情を鮮やかに描き出しています。期待と不安が交差するなかで、純真な魂の輪郭が冷ややかな空気へ溶け込むように浮かび上がりました。割り切れない微かな違和感さえも、美しい情景の一部として慈しもうとする健気な意思に深い情緒を覚えます。かつて描いた憧憬が儚く霧散する局面を目の当たりにしても、真実を希求する眼差しは少しも曇りませんでした。透明感溢れる詩世界には、定義しがたい複雑な愛の形が静かに息づいています。不揃いな日々を丸ごと受け入れる高潔な精神が、閉ざされた視界を穏やかに広げてくれました。脆く崩れそうな平穏を必死に繋ぎ止める凛とした強さが、渇いた感性に芳醇な潤いを与えます。