泣きはらした夜道中
おまけに擦りむいた
カサブタが剥がれたら
どうってことない気がした
ハピネスの引換券
くれるわけじゃなかった
あんなにあぁ痛かったのに
嘘つきあの日なら
変わらずにいる君を
手放せたのかな
むせかえるたび夏
どこまでもダメな君が好き
おばかさんな君が好きだよ
バラバラに砕けたとしても
全部拾ってあげる
最低だこんなふたりじゃ
いつか最低な最後むかえる
だから放り出して
ここじゃないどこか
行こうふたりで
完璧じゃなくていい
もう許せないような
できそこないでいい
どこまでもダメな君が好きなんて
馬鹿げてるなんて
やめて
(いかないで どこにも いかないで)
あのね
(いかないで お願い いかないで)
あのね
どこまでもダメな君が好き
下手くそなところが大好き
取り返しがつかないこれからも
愛せないなんて
やめて
[ Romaji ]
擦りむいた膝や泣きはらした夜の匂いが、そのまま愛おしく感じられる不思議さに心が動きました。完璧でない相手を受け入れる覚悟が丁寧に描かれており、過去に抱えた痛みが今の優しさを育てたのだと受け止めました。砕けた欠片を一つずつ拾い集める約束が誠実に響き、逃げたくなる瞬間もあったけれど、結局は寄り添おうとする強さが伝わってきます。時折見せる無邪気さや拗ねた表情が愛おしく、笑い合う場面が目に浮かびました。完璧を求めない宣言が救いになり、互いの欠点を抱えたままでも価値があると肯定されている気がします。その不器用さが逆に誠実さを際立たせており、伝わる温度感が心地よかったです。締めくくりに手を離さないという静かな決意が滲んでいて、心が穏やかになりました。