悪魔が通ると 甘い香りがするらしい
悪魔が笑うと 誰かのせいにしたくなる
制御が効かない 人のものが欲しくなる
他人の不幸は あ〜蜜の味
どこからともなく聞こえる 不協な和音が聞こえる
私を惑わす音色を 奏でているのは誰?
悪魔が来たりて 笛を吹く 寂しいお前の心を惑わす
悪魔が来たりて 笛を吹く 時どき あいつはホラを吹く
悪魔が踊ると ソファーの上で眠くなる
溢れる欲望 あ〜蜜の味
闇から闇へと聞こえる 不協な和音が聞こえる
私を惑わす音色を 奏でているのは誰?
悪魔が来たりて 笛を吹く 悲しみ 憎しみ 恨みが吹き出す
悪魔が来たりて 笛を吹く 今宵は お前の 笛を吹く
あーあなたはまるで 堕天使 残酷なメロディー
どこからともなく聞こえる 不協な和音が聞こえる
私を惑わす音色を 奏でているのは誰?
悪魔が来たりて 笛を吹く 悲しみ 憎しみ 恨みが吹き出す
悪魔が来たりて 笛を吹く 今宵は お前の 笛を吹く
悪魔はお前のそばにいる
[ Romaji ]
暗がりに潜む誘惑を音で描き出すような語り口で、耳に残る不協和音が心の揺らぎを鋭く照らしていました。欲望や嫉妬が匂い立つような描写が続き、過去に抱えた迷いや後悔が影を落としていた場面もありましたが、現在はその混乱を直視しようとする強さが示されていて、読後には静かな緊張感が残ります。言葉の選び方は時に冷徹で、時に哀切を帯びており、抑制と解放が交互に訪れる構成が巧妙でした。音楽的な演出が加わればさらに表情が増すだろうと感じました。