shibuya phobia.の一言メモ
暗い街角で小さな叫びがこだまするような印象を受け、読むと胸の奥がぎゅっとなりました。誰かの笑顔と自分の痛みが同時にある不条理に戸惑いを覚え、昔はそういう場面で固まってしまったことがありましたが、あのときは何とかやり過ごした自分もいたと振り返りました。怒りや悲しみが混ざり合った感情が強く伝わり、読む人の心を揺さぶる力がありました。世界の不公平さに対する憤りと、壊したくなるほどの絶望が同居していて、同時に誰かの手を求める切実さが見えます。逃げ場のなさを突きつけられるようで息苦しかったですが、だからこそ小さな優しさや助け合いの価値が際立ち、行動することの意味を考えさせられました。静かに考え込む時間を与えてくれる一篇でした。