CRASH OUT!!!の一言メモ
激しく揺れる気持ちが画面の向こうから飛び出してくるようで、読んでいると頭の中がぱぁっと明るくなったり、ぎゅっと重くなったりしました。言葉がはじけるたびに体の中で小さな爆発が起きるような感覚があり、思わず手を動かしたくなる元気が湧いてきます。怒りや寂しさが混ざり合ってぐちゃぐちゃになっている場面もありましたが、その混乱の中にある正直さがとても生き生きして見えました。誰かに見てほしいという気持ちが何度も顔を出して、待ちきれない心が前に出ようとする様子に胸が動きました。繰り返される掛け声は合図のように効いて、仲間と一緒に声を合わせたくなる衝動を呼び起こします。ときどき投げやりになりそうな瞬間もありましたが、そこからもう一度踏ん張る力が感じられて、弱さを見せてもいいのだと安心しました。リズムに乗って言葉が跳ねるたびに、夜の街で走り回るような自由さが伝わってきて、読後には少しだけ背中を押された気分になりました。感情の起伏が激しいぶんだけ、そこにある熱は本物で、嘘のない叫びが心に残りました。最後にはまだ終わらないという意志が強く残り、これから先も何かを始められそうな気持ちになりました。