悲しいラブソングも掻き消すほどの猛毒
虚しい夢から覚めてもまだ
ココロは濁っていて
後部座席で靴下まで脱いで
窓の外を眺めていること
土の匂いに触れていたこと
どうしようもうなく涙が落ちてきたこと
濡れた落ち葉に僕はぞっとして
ヘッドホンを付けては叫んだ
夏の終わりが声を殺すのさ
忘れられんような妙な思い出に
目を光らせて
君はチュッチュチュッチュ歌ってた
狂ったような目つきで見ていた
ガラスの欠片で肌を裂くような
俺は夜も朝も知らない!
君はずっと歌ってた
狂ったような目つきで吠えながら
ガラスの欠片が肌を掠めるような
何も知らない……
君はチュッチュチュッチュ歌ってた
狂ったような笑顔で生きてた
ガラスの欠片で肌を抉り取るような
知らない!
[ Romaji ]
胸の奥にざわつくものが残り、夜と朝の境目で心が揺れ動く様子が伝わってきました。嫌な記憶がふとよみがえっても、匂いや音が現実を引き戻す力を持っていると気づきました。叫びたくなるほどの苦しさと、どこか滑稽な場面が同居していて、感情が混ざり合う不思議さが印象的でした。痛みが肌に触れるような鋭さもありましたが、それでも目をそらさずに向き合う強さが見えました。最期には静かな余韻が残り、考える時間をくれる歌だと受け取りました。街の風景や落ち葉の描写が、心の中の小さな傷をそっと照らして、忘れたくても忘れられない記憶の重さを教えてくれました。叫びや歌が混ざる場面は怖さと魅力が同時にあり、耳に残るリズムが心を離さなかったです。読後は少し息が詰まったけれど、同時に前を向く力が湧いてきました。夜の景色を思い出しながら、誰かと分かち合うことの大切さを改めて感じました。痛みも含めて受け止める勇気が、少しずつ育っていく気配がしました。