turquoise blueの一言メモ
色が変わる海をじっと見ていたくなるような、ゆっくりした時間の流れが伝わってきました。自分の中に散らばった小さな失敗やとりとめのない思い出をひとつずつ拾い集めて、新しいかたちにしていきたいという強い願いが感じられました。何かをあきらめそうになった瞬間でも、もう一度手を伸ばしてみようとする勇気が何度も顔を出し、そうした繰り返しが成長の道しるべになっているように思いました。悲しい出来事ややり直しの必要に気づいたとき、それをただ忘れ去るのではなく、自分の色に変えていくことの大切さがやさしく伝わってきました。静かな海の底で光が揺れるように、希望が小さく揺れてはまた明るくなる様子が想像でき、読むほどに前に進みたくなる気持ちが膨らみます。過去のつまずきもいつかは花を咲かせる肥やしになると教えられた気分で、私は自分の手で大切な色を取り戻そうとする意志を新たにしました。言葉に出すのが少しこわい気持ちもありましたが、それでも正直に向き合おうとする姿が清々しく、読後には穏やかな力が体の内側に満ちていくのを実感できました。大きな波に飲まれそうになっても、自分だけの色を守りながらゆっくりと立ち上がる様子が励ましになり、明日はもっとしっかりと歩けるような気がしました。