シナモンが香るような
冬近い夕焼けに
なぜかしら蘇る
不安げな瞳の
私はどこ
どこへいったの
あなたはここよ
ここで私を
まだ待っている
恋しいよ wow, wow,
会いたいよ wow, wow,
今はもう wow, wow,
失くしてる涙の中へ
淋しさは突然に
吹き抜ける風のように
心さえ凍らせて
あの頃に運ぶの
あなたはいつ
消えてしまったの
私はずっと
ずっとあなたを
探し続けてる
帰ろうよ wow, wow,
もう一度 wow, wow,
遠くても wow, wow,
色褪せた写真の中へ
教えて
私がもし
戻れるのなら
あなたはどんな
私でいるの
恋しいよ wow, wow,
会いたいよ wow, wow,
今はもう wow, wow,
失くしてる時の狭間に
シナモンが香るような
懐かしい夕焼けは
なぜかしら連れて来る
遠い日のまぼろしを
[ Romaji ]
夕焼けの色やスパイスの匂いがきっかけで昔の記憶がふっと蘇る、不思議で切ない気持ちがよく伝わってきました。誰かを探し続ける心の動きがまるで風に舞う葉っぱのように軽く見えたり、重くのしかかったりする様子がやさしく描かれていて、小さな悲しみが日常の一部になっていることが感じられました。会いたいという気持ちが時間の中で形を変え、笑顔だった頃と今の自分を行き来する心の旅が丁寧に表現されています。戻れないことを知りながらも記憶を確かめたくなる心情に共感しやすく、読んでいると自分の中の大切な人や出来事を思い出して胸が温かくなる瞬間がありました。言葉はむずかしくなくて素直なので、小さな子でも情景を思い描けますし、繰り返される想いがやがて静かな決意へと変わっていく過程に励まされる気持ちにもなりました。全体として、過去と今が柔らかく混ざり合う場面をやさしく手渡され、自分の中の大切さを改めて見つめ直すよう促された気がします。