深夜零時過ぎのphone call
慣れたものよ
誰にでも優しいあなたは
素敵な人ね
好きで嫌いよ
これが恋だなんて思ってないけど
「行かないで」くらいは
せめて言わせて
馬鹿ね 気づかないフリをして
いたはずなのに
なのにどうして どうしてなの?
In my room 去年の夏ゲットした
クレーンゲームのアレ
こっち見て笑っているわ
回りきったレコードみたいなあやとり
ねえ、もう
次のフレーズ 出てこないのよ
トゥルルル…
別に恋だなんて踊らないけど
ルージュの色 また迷ってる
いつかあなたじゃない誰かに
抱かれる夜も
わたし 思い出してしまうから
In my room 去年の夏ゲットした
クレーンゲームのアレ
今日もまた笑っているわ
馬鹿ね 気づかないフリをして
いたはずなのに
なのにどうして どうしてなの?
In my room 去年の夏ゲットした
クレーンゲームのアレ
こっち見て笑っているわ
今日もまた笑っているわ
[ Romaji ]
静かな夜の空気に溶け込むような言葉の流れが、心の奥にそっと触れてくるようでした。感情をはっきり言葉にできないもどかしさや、曖昧な関係の中で揺れる気持ちが、やわらかく丁寧に描かれていて、読みながら自然と自分の記憶と重ねてしまいました。誰かを好きになることが、必ずしも幸せだけではないということを、優しい語り口で伝えてくれていて、切なさの中にもあたたかさが感じられます。部屋の中にある小さな思い出の品が、過去の感情を呼び起こす存在として登場する場面では、時間の流れとともに変わらない気持ちが浮かび上がってきて、胸がきゅっと締めつけられるようでした。恋と呼ぶには少し違う、でも確かに心を占めている感情が、静かに波のように押し寄せてきて、言葉にできない思いがじんわりと広がっていきます。