ここ最近の晩御飯といえば
一人スーパーの惣菜さ
料理くらい自分で
わかってるけど
あったものがなくなったのが
きっと寂しいだけ
連絡はまあ
1日せいぜい2、3回
必要なことだけ
異論はないよ
重ねてく中で
少し慣れすぎただけ
冷めたフライ
味もしない
もう一度くらい
愛してるって言えないのかい
あの頃二人は
再現したいレシピが
とめどなくて
はしゃぎあってた
どうだい
未来は想像できるかい?
新しいこと1つもないような
こんな日々の中で
共同作業は
最後いつだったかな
思い出せないよ遠すぎて
僕が勇気を出したけど
君に響かなかったあの日以来?
冷めたフライ
取り柄なんてない
もう一度くらい
愛してるって言えないのかい
さあ目の前の現実と
二人で睨めっこしよう
かけがえのない運命の人だと
今も疑ってない
冷めたフライ
悪くないけど
二人で熱いの食べよう
かけがえのない人生を
笑い合っていたい
冷めたフライ
もう食べたくない
出会った頃くらい
愛してるって思えないのかい
[ Romaji ]
日常の中に漂う切なさがじんわりと広がる作品です。何気ない食卓や会話の少なさの中に、かつての温かさを探すような描写がとてもリアルで、聴く人の胸に静かに響きます。特別な出来事がなくても、時間の流れとともに変わっていく関係の姿が丁寧に描かれていて、共感を誘います。冷めた料理に重ねられた比喩が印象的で、かつての熱を取り戻したいという想いが痛いほど伝わってきます。淡々とした言葉の裏には、言葉にできないほどの寂しさや後悔が隠れているようで、心の奥に残る余韻が深いです。聴きながら思い出すのは、失って初めて気づく誰かの温もりであり、日常の何気ない一瞬の尊さでもあります。優しさとほろ苦さが同居したような雰囲気があり、静かな夜にそっと寄り添ってくれるような感覚を覚えます。少しの勇気やひとことの想いが、どれほど大切だったのかを改めて感じさせてくれます。