きょうもまた 登ってみるわ
二人して 夢を重ねた
坂道は いまもいまもでこぼこ
道づれは ただ風ばかり
山百合に 添うて曲がれば
せせらぎが 迎えてくれる
あのときは 水も風も唄った
木漏(こも)れ陽(び)は 二人を包んだ
大切な 思い出だから
御神樹(ごしんじゅ)に お詣(まい)りするの
そしてまた きっときっと逢います
行きますわ あなたのもとへ
[ Romaji ]
懐かしい風景と共に過ごした愛しい時間がよみがえる情景です。坂道やせせらぎ、木漏れ陽などの描写が優しく心を包み込みます。過去を振り返りながらも、前へ進もうとする強い気持ちが感じられます。御神樹に祈る姿に、別れと再会の願いが静かに込められています。季節が変わっても色あせない思い出が、自然の音とともに蘇るようです。かつて二人で歩いた道を今はひとりで登る姿に、時の流れの切なさと希望が重なります。柔らかな言葉の中に、愛と感謝が丁寧に刻まれた作品です。