夜の行き先
際限ない想い募って
二つが一つになって
君は何処にいるの
夜の行き先
最初から何もなくて
肺切れるまで何かを待って居たって
ずっと僕は錆びた空気を吸う
いまだに傷は深くなっていて
それでも僕は息をしたんだ
時が過ぎれば変わるだろうって
嘘でも 言ってくれ
冴えない僕でごめんな
夜の隙間に想いを溶かして
わけもわからず走り出した
夜の帳に悲しみ隠して
溢れてくるのさ 止めどなく
離れられないんだ
夜は凍てつき
夏の宵が懐かしくて
耐えきれない痛みとなって
やっと分かって
すっと一人 空気を吸う
見慣れた街並み
海が其処に在って
どこもかしこも
君が居たんだ
道ゆく人と君を重ねては
後悔が本懐だね
戻れないなんて分かってる
夜の向こうに恋路を伸ばして
見えない羽で飛ばしたんだ
時間が二人を引き離したなら
有るだけでいいさ あと少し
終わりたくないな
夜が終わりを
告げたら
さよなら
夜の隙間に想いを溶かして
わけもわからず走り出した
夜の帳に悲しみ隠して
溢れてくるのさ 止めどなく
離れられないんだ
[ Romaji ]
静かな夜の中で、消えない想いを抱えながら歩き続ける姿が目に浮かびました。失ったものを追いかける苦しさと、それでも忘れたくないという切なさが胸に染みます。過ぎた時間の中に残る温もりや、戻れない現実を受け止めようとする心の揺れがとても丁寧に描かれていました。夜という孤独な時間に浮かぶ記憶の断片が、どこか優しくも痛いです。儚さの中に、確かに生きていた愛しさが残っているように感じました。