誰もが抱く孤独
おれを照らすことの無い
スポットライト 見上げて
露悪 娯楽 堕落へと
遠吠えだけ響いた街
馬鹿じゃん
大馬鹿じゃん
君の手を取って駆けだした大通り
演じてみて! 出来の悪い脚本を
冷笑束ねたbouquetを片手に
薄闇
一体どちらが大事だろう、
光に満ちた過去と 一寸先の闇は
ほんとうに君を愛せたことは
きっとまだない
わざとらしくかき鳴らした
轟音からかすかに滲む 弱さにどうか気づかないで
おれをもう少しだけ待ってくれよ
誰もが抱く孤独
なにか間違ったままに進んだ列車
飛び降りることもできず肩を寄せる
主人公じゃない、こんなはずじゃないのに
「君がいなくなって空いた穴がどうも
段々馴染んでむしろ心地いいや」
空想束ねたbouquetを片手に
落ちてく 薄闇
誰かを欲しがる資格もないんだ
誰かを愛することすらできない
色のない世界で
あなたを見つめたことすらないんだ
あなたの心の形も知らない
おれだけの世界で
どちらが大事だろう、
光に満ちた過去と 一寸先の闇は
ほんとうに君を愛せたことは
ことは…
一体どちらが正しいだろう
ふたり出会った運命、それとも単なる偶然
どうだっていいんだ そんなこと全部
差し出すだけ
どうしてこうも足が竦む
失うことが怖い?その手には何も無い
わかっているのに いるのに
[ Romaji ]
孤独を抱えながら、本当に誰かを愛せているのか分からない不安が綴られています。スポットライトに照らされない自分を見上げながら、露悪や堕落へと遠吠えする様子が印象的でした。出来の悪い脚本を演じながら、冷笑を束ねたブーケを持つ姿には、自嘲的な気持ちが込められています。光に満ちた過去と一寸先の闇、どちらが大事なのか答えが出せない葛藤が伝わってきました。本当に君を愛せたことはきっとまだないという言葉には、自分への厳しさがあります。轟音の中に滲む弱さに気づかないでほしいという願いが、切なく響きました。間違ったまま進んだ列車から飛び降りることもできず、主人公になれなかった自分を嘆く様子がリアルです。君がいなくなった穴が段々馴染んで心地いいという空想には、諦めと寂しさが混ざっていました。誰かを欲しがる資格もない、愛することすらできないと繰り返す言葉からは、深い自己否定が感じられます。光に満ちた過去と闇のどちらを選ぶのか、運命か偶然かなんてどうでもいいと言いながらも、足が竦んで差し出せない弱さが心に残りました。