もう捨てようか
かじかんだ手のなか 転がしてる気持ち
くじけるな!踊るように願う
「まだまだ間に合うから」
はだしの心で駆けてゆく
伝えられなかった もう少しこのままがよかったとか
バカのふり疲れたからやめてしまおうかな
たぶん実らない恋かもね じつに情けない愛だよな
もう、嘘にしてしまうには大きすぎて
また好きだと気づいて 傷ついて
しかたない恋かもな。しかし、わるくない恋なのだ
あなたの生き方や夢を追いかけていたい
見ていたい
捨てようがどうせ拾いに戻る 泳がしてる気持ち
砕けるな!まだまだ足らない不幸も
咲き遅れのシンビジウム 然らば
たとえ実らない恋でもね じつに情けない愛でもさ
もう、嘘にしてしまうには悲しすぎて
まだ好きだと気づいて 傷ついて
しかたない恋だから。だれもわるくない恋だから
あなたの生き方や夢を追いかけていたい 見ていたい
追いかけていたい あと少し
舞い切った千の夏と蒼、遮って蝶になった嘘
[ Romaji ]
冷えた手の中で転がる揺らぎが、儚さと執着を同時に映し出していて、胸の奥がきしむような感覚を覚えました。過去には諦めようとした瞬間が確かにあったと想像でき、あのときは逃げたくなった自分もいたと感じましたが、結局はまた拾いに戻るという循環が生き生きと描かれていました。現在はその往復運動を抱えたまま前を向こうとする意志が見え、報われないかもしれない恋情を抱え続けることの痛みと同時に、相手の歩みを見守りたいという静かな強さが滲んでいます。言葉にしにくい未練が丁寧に紡がれていて、甘さと苦さが混ざった独特の温度が心に残りました。