クリスマス・イブは
側に居てくれた人を
全て思い出すしくみになってる
煙突がないよ
もみの木もないけど
それでも幸せですか?
それは誰のせいですか?
こんなにもオレンジ
あたたかいその火を
絶やさないで 明日まで
こんなにもオレンジ
あたたかいその手を
離さないで 明日まで
クリスマス・イブは
少しだけサンタクロースを信じた
寒い心を満たす魔法だから
この世の終りを
告げる天使たちのしわざか?
燃えつきそうなほど
街は乱舞する
こんなにもオレンジ
瞳のその奥で
メラメラと恋は行く
こんなにもオレンジ
涙のその後で
目にしみる夕日のオレンジ
こんなにもオレンジ
あたたかいその火を
絶やさないで 明日まで
こんなにもオレンジ
あたたかいその手を
離さないで 明日まで
こんなにもオレンジ‥‥‥
[ Romaji ]
街の灯りや夕焼けの色彩を音と言葉で織り上げるような語り口で、暖かな光が心の隅々に差し込む感覚を与えます。過去に抱いていた小さな期待や不安が柔らかく描かれていた場面があり、そこから生まれた切なさが確かに息づいていましたが、現在はその火を消さないようにと願う強さが感じられます。表現は詩的でありながら生活感に根ざしていて、比喩が情緒の輪郭をくっきりと浮かび上がらせました。繰り返される言葉が祈りめいたリズムを作り、聴き手の想像をそっと誘導します。語調は落ち着いていて、温もりと少しの翳りが同時に存在するところに独特の魅力がありました。