泣いた女がバカなのかだました男が悪いのか褪せたルージュの唇噛んで夜霧の街でむせび啼(な)く恋のみれんの東京ブルース どうせ私をだますなら死ぬまでだまして欲しかった赤いルビーの指輪に秘めたあの日の夢もガラス玉割れて砕けた東京ブルース 月に吠えよか淋(さみ)しさをどこへも捨て場のない身には暗い灯(ほ)かげをさまよいながら女が鳴らす口笛は恋の終わりの東京ブルース
あゝ人恋し♪こんな夕暮れは いつも思い出す 標ない道♪「今夜もまた泣いているの」 わすれ花♪ひとりになった 淋しさは やっかいもの♪あいつの生まれは 深川あたり とまり木夢灯り♪貴方の夢に 虹をかけたい 東京ブルース♪泣いた女がバカなのか 酒の河♪いくら好きでも 渡れない 流浪の果てに♪星空が凍る夜は 夕化粧♪川面に映った 雨夜の月♪最終 間に合う様に
1位 あゝ人恋し♪こんな夕暮れは いつも思い出す 2位 標ない道♪「今夜もまた泣いているの」 3位 わすれ花♪ひとりになった 淋しさは 4位 やっかいもの♪あいつの生まれは 深川あたり 5位 とまり木夢灯り♪貴方の夢に 虹をかけたい