もう何度 何回目かさえわからないんだ
瞼の裏にモヤが掛かった
あれから幾つ時を重ねただろう
君はいつまでも変わらないね
古いレンズにこびりついた
ぼやけた想い出を掻き集めて
ありふれた言葉を今日も紡いで
人知れず余白を埋めてる
いつまでも君といられたら
心の叫びを歌ってるよ
どこにいても 何をしていても
四六時中 焦がれてるの
この広い世界の片隅に
生き抜く喜びをくれたのに
君がいない 君だけがいない
言葉は溶けて 涙も枯れた
夕闇に見えたひと雫
窓辺に映った尊い日々
ありとあらゆる君の面影に
盲目な未来と共に 寄り添うから
いつまでも君といられたら
心の叫びを歌ってるよ
誰といても 何もしなくても
へばりついて 離れないの
いつか見た夢の片時を
ふたりで見たいと思ったのに
君がいない 君だけがいない
心は溶けて 涙も枯れた