ホーム > 福田こうへい > 母ちゃんの浜唄 歌詞
夜がしらじら 明ける頃姉(あね)さんかぶりで 浜仕事投げ捨てられた イワシを拾い背中丸めて 指で割(さ)く『小イワシは いらんかね七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』夢で母ちゃんの 声が聞こえるよ
色足袋脱いで 横座り手拭いはずした 母ちゃんの汗びっしょりの 横顔見つめチクリ痛んだ 胸の奥『小イワシは いらんかね七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』今も母ちゃんの 声が聞こえるよ
今じゃ俺(おい)らも いっぱしの魚河岸(いちば)の仲卸人(おろし)さ 魚売り真水(まみず)で洗った イワシを並べ思い出すのさ あの唄を『小イワシは いらんかね七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』俺の母ちゃんの 浜唄(うた)が聞こえるよ
アルバム「母〜日本の母を唄〜」収録曲
JASRAC許諾番号:9008177008Y38026 NexTone許諾番号:ID000003176
Copyright (C) 2005-2024 SANDY NET SYSTEM CO.,LTD. All Rights Reserved.