ホーム > 歌手「は」 > 羽多野渉 > 流転流浪 歌詞
雨しのぎに 立ち入る 廃れ朽ちた古城語り部は言う 姫君と兵士の 戦に散った 恋語(こいがたり)
愛を囁くため 命 懸けようとも叶わぬ定め数多(あまた)の悲しみを 飲み込んだ乱世も今は遥か 時の河に 消えて
月明かりを 頼りに 見つめ合ったのだろう幼心に 未来を誓った 二人は契り 引き裂かれ髪飾りと折れた剣(つるぎ)も 塵(ちり)と果て
守り通せるなら 千の矢を受けても抱きしめただろう大国の王者へ 娶(めと)られた彼女(かのひと)二度と会えず 幸せだけを 祈り
願い 積もる 赤き大地へ 差す夜明け
自らの道さえ 選ぶ自由もなく尽きた命へ僕は何を想い どんな旅を行こう瓦礫の陰 寄り添い合うように咲くふたつの 花に別れ 告げて
アルバム「キャラバンはフィリアを奏でる」収録曲
JASRAC許諾番号:9008177008Y38026 NexTone許諾番号:ID000003176
Copyright (C) 2005-2025 SANDY NET SYSTEM CO.,LTD. All Rights Reserved.