ホーム > 歌手「な」 > 中西保志 > 秋日傘 歌詞
季節の風が 山のみどりを 赤や黄色に 塗りかえてくとおばちゃんの家に 差し込む陽射しは また少し また少し 長くなります
お線香かりて 両手あわせて 写真の中に 祈ったのは早くおばちゃんが 悲しい気持ちと 仲直り 仲直り できますように
進む気持ちと うつむく気持ち 人の心に秋ふたつ
とーさん これを持っていけって 庭の干し柿 今年の林檎おれはこんなで 口下手だから おまえがそばに いてあげなって
草の葉 葛の葉 風たちぬ
供えたお菓子 ひとつおろして おばちゃん 小さなため息つくのお腹がすいたと わたしを呼ぶ声 聞きたいな 聞けたらな もういちどだけ
たたむ想い出 たためぬ想い 時が急かせる衣更え
送り火の夜 空見あげたら 何か聞こえた そんな気がした家族は選べないものだけど ぼくのかーさんで どうもありがとう
土手の並木も 帽子を脱いで 過ぎる季節に お辞儀する頃家族は選べないものだけど わたしの子供で どうもありがとう
土手道 誰かの 秋日傘
NHK「ラジオ深夜便」10〜12月「深夜便のうた」
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