あとどれくらい このままでいい?
気づかないフリをした
いつか壊れてしまうものなら
それも一つの結果と
僕は僕のままいられるだろうか
君だけがいない世界で
いまから嘘をつくよ
たった一度の 君への嘘
「待っていなくていいよ」
心にもない 優しくもない
わかってるのに
この悲しみと 向き合うことは
誰のためにもならない
いっそ憎んでしまえたのなら
救われていたのかな
真実味の無い歌が胸を打ち
涙流しているだけ
いまから過去にするよ
君が願った その通りに
「待っていなくていいよ」
もう戻らない どこにもいない
わかってるから
自分なんていなくなっても大丈夫だろうって
口癖のように言っていたけど
まるで何も無かったように笑顔崩さなければ
満足してくれる?
何かを隠すように 庇い続けて生きることで
守っていた弱さ(しょうたい)も見抜けなかった
触れることも 叶わない
最初で最後の 精一杯の 君への嘘
「僕は一人きりでも大丈夫だよ」
心にもない 離別(わかれ)の言葉