ひとつ夜が明ければ
忘れてしまいそうな
胸につかえた台詞たち
どこへ行くのだろう
寄せては返す 滲んだ笑顔
迷いや期待を抱いて もう行かなきゃ
遠ざかる景色の中
次の街を目指してゆく
振り返らずにいつも
窓の外に明日の行方 探しながら
ひとつ息をついて
後手ドア閉めて
胸に疲れた台詞たち
そのままでいいさ
降り止む雨に 虹かかる空
どこまでも続く日々へ 乗り込むのさ
もう二度と会えなくても
忘れてしまうものだとしても
振り返らずに今は
何回でも行き交っては 歩いてゆく
見慣れない風景 聴き慣れない音
感じるもの全て
いつか思い出に変わってさ
そう強さになれ
間違わないことなんて
誰にも出来ないのだから
遠ざかる景色の中
次の街を目指してゆく
振り返らずに僕は
窓の外に明日の行方 探し続ける
そういつまでも