怖がらなくていいから 大丈夫だから
情報だらけの午前2時 耳を塞げ
月光出会って サナギになった
広い空飛ぶ夢を見る 震えながら
とある夏の日 とある宵居
宿題も終わらずに
頼むでもなく 望むでもなく
僕らは成長する
誰にも指さされずに 心かき乱されずに
どうかこのまま静かに日々が過ぎますように
わかっていても 自己欺瞞に気づいていても
今はまだ憂鬱に癒されていたい
怖がらなくていいから 大丈夫だから
情報だらけの午前2時 耳を塞げ
月光出会って サナギになった
広い空飛ぶ夢を見る 震えながら
僕らは成長する
周りのヒトは皆 くるくると飛び回りながら
その羽根は些か美しく見えるでしょう
わかっているよ 弱さが露呈しようとも
どんな絶望が抱きしめようとも
怖がらなくていいんだよ 大丈夫だよ
柔らかい蛋白の毛布にくるまって
月光出会ってサナギになった
ほら もう街宣車の音も聞こえない
怖がらなくていいから 大丈夫だから
情報だらけの午前2時 耳を塞ごう
朝がくるよ こんな僕らをこんな僕らを
急かすように 包むように 燃えるように
照らして 照らして 照らしておくれよ
照らして 照らして 照らして 照らして