今日もどこかで雨が降る
ナイフのような雨が降る
祈る言葉も雨に消されて
赤く染まる傘が揺れている
誰かが幸せを願う程
誰かの悲しみが増えて行く
画面の向こう側 少女が泣いてる
光が闇を照らし出すのか
光が闇を深くするのか
画面を消す僕は 青い空の下で
今日もどこかで風が吹く
ナイフのような風が吹く
描いた夢も風に裂かれて
冷たくなる毛布が揺れている
誰かが幸せを願う程
誰かの悲しみが増えて行く
一人きりの部屋で少女が震えてる
この手が傷を癒してるのか
この手が傷を深くするのか
一人眠る僕は 温かいベットで
終わりの無い 命のメロディー
拍手の無い 命のメロディー
誰かが幸せを願う程
誰かの悲しみが増えて行く
画面の向こう側 少女が泣いてる
光が闇を照らし出すのか
光が闇を深くするのか
画面を消す僕は 青い空の下で