ホーム > 歌手「き」 > キリンジ > 繁華街 歌詞
暮れる雨の上海や熟れた女の髪の飾りは俺の夜を焚きつけて寝返りの果ては非常線を網渡るのさ
珠玉の街はうわ言が星を呑み込み微笑うだけの修道女(シスター) 薄情なブラザーあの風を 誰も見ちゃないさ
それは奈落の魔法さ肥えた蜜屋の振る舞う市場さ俺は傘を欠いたまま在るだけの噂を買い占め夜更けに挑む
珠玉の街で何をまだ俺はためらう慣れない味のマスタード 効かせてくれ馬鹿はよせ「ドコカラキタ?」なんて
貪った むせ返した影法師と笑った
開けた 朝だ 占いも変わるだろう日の出を見とどけて それで帰るさ
珠玉の街はサヨナラに耳を貸さない乗り入れた船に花火を上げ 手を叩く赤い靴燃える珠玉の街さ 歌に乗せ人を呼び込む錆びついてく切り札(ジョーカー) 熱を持てばまた悪い風邪を引きそうさ
アルバム「For Beautiful Human Life」収録曲
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