歌詞ナビ > THE RiCECOOKERS > 粋彩遊戯
春かほる風は凪ぎ塵と消ゆる夢霞草が乱れ咲く細く立つ雲は紫苑に染められいとはかなきかな無常なる
ふわり ふわり漂ふ蜻蛉がゆらり ゆらり火影に溶けてゆく
藍深く流る水交わるたび揺れうつろふ影あはれなり雨雫こぼれ落ち響くたびにいとかなしきかな静けさを増す
あてもなく徒然なるままにかぎりあるみちはいつしか目の前に
つかのまの夢のまにまに映る景色は遠く 遠く
うたかたの涙さへ染めた沙羅双樹の花の色激しく燃える
はるかなる霞のむこうがわかすかに木漏れ日が差し込む
花 やがて露に濡れ悩ましく鳥 高く狂ひ舞ふ艶やかに風 さやか細い羽根吹き上げる月 まで届くように
つかのまの夢のまにまに揺れる憂き世は巡る 巡る
うたかたの涙さへ沁みる沙羅双樹のはなびら
遠く まだ遠くあまづたふ日のもとへ
巡る また巡る現し世の虚しさよ
深くしたたり穿つ血滴大地が音を立てて割れる
アルバム「PIED PIPER」収録曲
JASRAC許諾番号:9008177008Y38026 NexTone許諾番号:ID000003176
Copyright (C) 2005-2024 SANDY NET SYSTEM CO.,LTD. All Rights Reserved.