君が手を引いて今日も連れ出してくれる
世界を変えるのは自分、なんかじゃない
いつだって君と会う週末 背伸びした週末
臆病なのも 自信が無いことも
知られたくないだなんて 愛じゃないのかな
だから
一緒に暮らそう、なんて言わないでよ
平凡な私に きっとすぐに飽きてしまうよ
嬉しいのに怖くて 泣いてまた困らせた
すぐそばを春がすり抜けた
繰り返すことを何より恐れてきたの
服も髪型も変えた 会う度に
いつだって変わり続けなきゃ 進み続けなきゃ
本当はすぐに 何もかも許して
誰よりも君の近くで 息をしていたいよ
だけど
一緒に暮らそう、なんて言わないでよ
平凡な私に きっとすぐに飽きてしまうよ
どうして何も聞かずに ただ抱きしめてくれたの?
ぬくもりを夜が追いかけた
無理をしてるわけじゃない
ましてや嘘をつきたいわけじゃない
踏み切りが開いて 閉まって 開いて
まだ渡れない こんな私
変わりたいよ 君が好きだよ
それでも
一緒に暮らそう、って君は言ってくれた
平凡な言葉で こんなにも特別になれたよ
嬉しいのに怖くて 泣いたのもバレてたね
すぐそばを春がすり抜けた