哭(な)り止まぬ ほしの痕(こえ)
繰り返す あやまちを
ひとひらの 灯火も
穿つ闇 消えた
絶え間ない 戦慄に慈悲など亡いと
答えのない 旋律に意味など亡いと
救いのない 幻想に明日など亡いと
絡み合う漆黒の咎
揺らぐ世界 崩れ落ちて
愛したもの 亡くしてまで
再誓-
このウタを
何千の意思が叫ぶ ネガウ 何を喚く？
哭(な)り止まないの
何億の星が 幾度壊れ崩れ消え去っても
“抗おうじゃないか、輪廻”
崩れ落ちた四肢を抱いて
歩き出した
哭(な)り止まぬ ほしの痕(こえ)
願わくば 愛しいひと…
還らない日常へ問う 世界の行方 其の意志を
輪郭のない幻想へ乞う 世界の意志 其の愛を
絶え間ない戦慄に問う 世界の愛 其の解を
答えのない旋律に乞う 世界の解 其の明日を
崩れ出した 聖者の痕(こえ)
剥がれ落ちた 偽りの楽園
嘆きやまぬ 涙の雨に
歪む視界 光も無く
ちいさな夢 壊してまで
再誓-
そ れ で も う た は と い か け て
理不尽な祈りさえ踏みしめている ただ
泣き崩れる空をただ見つめて彷徨うまま
瑕(きず)付いた記憶さえ優しく漂うさま
戻らない過去に縛られ続けている まだ
其の問いに答えは要らない
幾千の願い零れても
枯れてくれるな 運命
崩れ落ちた四肢で未来を ただ描いてゆく
このウタを
何千の意思が叫ぶ ネガウ 何を喚く？
哭(な)り止まないの
何億の星が 幾度壊れ崩れ消え去っても
“抗おうじゃないか、輪廻”
崩れ落ちた四肢を抱いて 歩き出した
鋼の旋律を啼らして
いつかの誓いを叶えて
揺らいでゆく偽りの楽園 踏みしめてゆく
此の世界が錆び付いても
枯れてくれるな 運命
このウタを-
哭(な)り止まぬ ほしの痕(こえ)
繰り返す あやまちを
ひとひらの 灯火に
願わくば 愛しいひと…
