昨夜から降り続いた 雨は昼過ぎにやんで
オレンジの夕焼けが 包んだ商店街
君は何してるかな 今頃仕事終わりかな
簡単にメールできる 仲じゃなくなっちゃった
好きだよ(笑) そんなメール打つんじゃなかった
ふと顔上げたら 夕焼けの空
思い描いてた日々と 少し違う今日の中
だからって振り返ったって 答えはない
また未来を描いてみよう どうせずれてしまうんでしょ
オレンジ色の夕陽が目に染みた
どうせ返事は期待してない あれから途切れちゃったメール
言い訳とため息をポケットにしまった
好きだよ(笑) もしも伝えてなかったら
きっと同じ場所にずっと立ち尽くしていたんだ
何度も書いては消した 明るい未来を信じて
でもうまくいかず 黒くなってく未来のスケジュール
それでも描くしかないよ 天気予報は雨だった
今日の夕日を 誰が予想できた？
不意にポケットの中振動しだした携帯を
熱々のパンでも扱ってるかのようにあわてて取り出した
画面に映ってたのは服屋さんからのダイレクトメール
わかってたよ最初から 心にもう一つだけ 言い訳
こんなんで良いわけ ないよね
思い描いてた日々と ずいぶん違う今日の中
だからって嘆いたって もう戻れない
頬をつたう一筋の 綺麗なオレンジの涙
これで良いんだ 明日は服でも買おうか
