詩音「FAIRY TALE」歌詞

『もしも、私が消えたら？』
そんな事を話していた
遠い日のあの夏を思い出す

もしも、君が消えたら
私もすぐに泡となって
消えるでしょう

残された感情は
無情にも降り注ぎ
安らぎも与えず
動くけど

こんな寂しい世界に
取り残された
愛が悲鳴をあげてる

騒がしい町並み
膝を抱えては
温もりを探した

居場所が欲しくて
必要とされたくて
少し夢見ていいのかな？

光が見えない夜
闇に包まれても
どうかこの目だけは
真実を見つけ出せます様に

ただ過ぎる時の中で
いい訳ばかりを並べて
変わらない自分が嫌になる

次に目を覚ます時は
何か変わっている事
ばかり願うけど

みんなドコにゆくの？
何が正しいの？
答えなんて無くて

証が欲しくて
あの子になりたくて
明日(あす)に期待してもいいのかな？

光が見えない夜
闇に包まれても
どうかこの目だけは
真実を見つけ出せます様に

名前も知らない
誰かの声がする
『忘れなくていいよ』
『忘れないから』

愛が教えてくれた
強く生きる事を

光が見えない夜
闇に包まれても
どうかこの目だけは
真実を見つけ出せます様に