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世界の始まりは 静かな柔らかな一つの音だった僕らはその音の果てに生まれ
朝露にぬれたアカシアは 獣達と夢を分かち合った詩人はその夢を追い求めて行く
遠くへ 遠くへ
果てしなく流れて最後の息だけ哀しみの果てからその時が来る
陽は高く昇り 世界を照らした輝きを増して あの空が開く
今日、世界は生まれ変わる
風の中で立つ全ての孤独と儚さを抱いて声を掲げる
僕らは太陽を裏切った 君は一つの音を鳴らした涙の落ちる音によく似ていた
ただ時は流れ ただ静けさだけ立ち竦むのなら 世界はそれだけ
風 音 光 だけ そこにはそれだけ
陽は高く昇り 世界を照らしたそこから見えるか? 今、空が開く
忘れないよ 僕ら ここで息をしていた肺に刺さるまで 深く息をした
アルバム「新世界」収録曲
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