あなたの 記憶が うすれてゆく
こんなに 自然に 遠くなる
それでも 心の 奥に咲く
想いは まだ消えない
やさしさだけじゃないね
ケンカも 山ほどしたね
冬の街路樹 灯されるたび
にじんでゆく 想い出
街中さがしながら
ちいさな時計くれたね
一緒の時 刻みたいね…と
言い終わらず 涙があふれた
あなたの 記憶が ちぎれてゆく
真冬のせせらぎ さびしくて
つたえる 言葉は たりなくて
静かに 飲み込んでた
つめたい夜の隅で
あなたの 名前つぶやく
窓をゆさぶる 冷たい風は
冬のしわざ だけじゃない
映画を たくさん観たよ
髪型 服もかわった
ほんの少し 元気になった
ちょっとくらい ほめてほしいけど
あなたの 記憶が うすれてゆく
こんなに 自然に 遠くなる
それでも 心の 奥に咲く
想いは まだ消えない
いつかは お互い 別の人を
選ぶときがくる だけどずっと
あなたと 歩いた この道を
誇りにしていきたい
夜空が つめたく… カラダをつつんだ…
かかえた 想いは… …真冬の星座になれ