心理学者のように
きみの心を読んでも
視えるわけなかったんだ
実の、本当のことなんて
だったらもう 最初から
バカみたいに探ったりしなきゃよかったんだ
きみがさ、そこにいるだけでもうよかったんだ
でも、できなかったんだ
籠の中の鳥は僕
籠の中の鳥は僕だったよ
籠の中の鳥は僕
籠の中の鳥は今、飼い主をなくしたよ。
物理学者のように
人から聴いた話を
僕は得意げに語る
きみはやさしく、あいづち
あとから 気づいたよ、
この話は2回目だって
きみはさ、とっくに そのことを知っていたんだって...
なんて、かっこつかないや。
なにも知らないのは僕
なにも知らないのは僕だったよ
なにも知らないのは僕
なにも知らないってことを、知ることができたよ。
夢のようなきみとのキス
夢で見たきみと最後のキス
夢のようなきみとのキス
夢ならいいな、最後のキス
心理学者のように
きみの心を読んでも
視えるわけなかったんだ
実の、本当のことなんて