君は聞いたことあるかな 夜行列車「TONIGHT」
行き先は誰も知らない 乗車券は片道
この夜を越せなそうな しょぼくれた人たちの
窓辺にそっと忍び寄る
力なく泣き叫ぶような汽笛の音
薄暗い客車の窓は命の灯火のように
今夜あたり闇を切り裂いてさ
あの列車が 君んちの窓を叩く気がしてさ
TONIGHT 一人じゃない 君のそばにいるよ
いさせろよ 何もしないよ ただ朝を待つだけさ
ひとつ またひとつ 花でも摘むように
君の不安や悲しみを消せたらいいのにな
遠く かすかに聞こえる汽笛の音
眠りなよ こわくないよ ぼくがいる ぼくがいる
TONIGHT…
ひとつ またひとつ 町の灯が消えていく
TONIGHT またひとつ 君の頬を涙が伝って落ちた
夜行列車「TONIGHT」君を迎えに来ても
乗せないよ 行かせないよ ぼくがいる ぼくがいる
TONIGHT 一人じゃない 君のそばにいるよ
いさせてよ 見てられないよ ただ朝を待つだけさ
ひとつ またひとつ 星が降るように
君に喜びや幸せをあげれたらいいのにな
遠く 確かに近づく汽笛の音
眠りなよ こわくないよ そのうちに 朝は来る
TONIGHT…