小さな足場を登りきるには
私は満たされすぎている
欲しい物のために我慢をするにも
私は満たされすぎている
お金がない怖さを知るには
私は満たされすぎている
食べるために働く気になるには
私は満たされすぎている
働きたくても 働けない人がいて
飢えて舌をかじってる
命とお金が繋がらない場所にいて
お腹の中にも戻れない
君は神様のすぐそばにいて
どんな話を聞いているの?
誰かに想いを訴えかけるには
私は満たされすぎている
それでも私は私にしか
できないことがあると信じる
泣きたいときにも 泣けない人がいる
涙で喉が潤うの?
心と体が別々になりながら
いつか何かを叶えるの?
きっと神様はひとりひとつ
ちがう話を教えてくれる
いつまでも
生きてゆく