向かい風に絶唱 この想い届くまで
舞い散る涙の幻想 君が待ってる気がして
寝起き悪く朝を迎え
細目で歩く決定事項
電話一本 嘘一個で 羽一枚
行動範囲蹴散らして旅に出た
アスファルトの丘のぼってゆく
君が住んでる街 見下ろしたけれど
小さすぎて
巡り巡って現状 景色から目を逸らす
君が描いた思い出 今 その場所にひとり
虚しさを読んだ気象 落ち葉だけ踊らせた
見て見ぬふりした僕の表情を風が打つ
風の中 目が覚めた
誰かに後ろ指さされ
捨てたもの 今 拾いにゆこう
だってそれは昨日見た誰かが持っていたんだ
素晴らしく輝いて
君になりたかったわけじゃなくて
君として見てみたかっただけ
自分不足で
向かい風に立って 胸に手をあててみる
鳴り止まない絶望 この声は耐え兼ねた
向かい風に絶唱 この想い届くまで
舞い敗る涙の幻想 君が待ってる気がして