歌詞ナビ > 三笠優子 > 藤十郎(台詞入りニューバージョン)
かりそめの稽古芝居(けいこしばい)に 謎かけて詫びるこの手で 仇情(あだなさ)け妻という名の 堅結(かたむす)び濡れてほどけて 加茂川の水に急かれる 水に急かれる もやい舟
(台詞)「芸一筋の藤十郎のそばには、いつも影のように寄り添うお梶の姿がありました。」
いつわりの心かくして 口説き節消して行灯(あんどん) 色模様たとえ肌身は 他人でも見せた真実(まこと)を 何としよう花はうすずみ 花はうすずみ 春嵐
ひたすらに役者気質(かたぎ)の 意地を賭け男舞台の 幕が開く芸の火花と 恋の罪まぶたとじても 消え残るお梶哀しや お梶哀しや 泣きぼくろ
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