歌詞ナビ > 千葉一夫 > おまえの噂
おまえの手紙の 消印(けしいん)を頼りにひとり 夜汽車に乗った雨の函館 訪ねてみれば流れて小樽に いると云う酔って夜更けは 泣いてたとおまえの噂が せつなく胸を刺す
つれない素振(そぶ)りで 別れたが今なら強く この手に抱ける北の札幌 さびれた酒場(みせ)は飲みかけボトルが 残るだけ荒れた生活(くらし)を していたとおまえの噂が 冷たく身を責める
ふたりで暮らせる 幸福(しあわせ)を指折り数え 待ってたおまえ雪の帯広 夜霧の釧路涙の足跡 たどる旅痩(や)せた姿を みたと云うおまえの噂が こころをまた泣かす
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