少し肌寒い朝を迎えた 今日は何故
足元をすぎる隙間風が冷たいんだろう?
眩しすぎる朝陽を受けながら ぼんやりと
舞い上がる粒を眺めていた
その埃のように空転を続ける
役立たずな前頭葉
分かち合えた時の中で見つけた
二人の喜びは まだほのかに残っている
今はただ空空漠漠な僕だけど
重ねた時間(とき)は誇りになるかなぁ…
夕べも君が夢に出てきた 気がするなぁ
どんな言葉を交わしたかなんて覚えちゃいない
まるで漫画のひとコマのように 二人ただ
向き合ったまま見つめ合うだけ
ふきだしの中にどんな言葉たちが
書き込まれていくのだろう?
分かり合えた二人だからこそ
とがめ合うこともあるだろう「描いてた未来はどこ?」
指切りしてた頁(ページ)はもう破れている
憧憬だった二人の風景
分かり合えた二人だからこそ
とがめ合うこともあるだろう「目指してた未来はどこ?」
指切りしてた頁(ページ)はもう破れている
憧憬だった二人の風景
セピアになった二人の風景