僕を誰も振り返ることはなく 誰も褒めてくれる者もいなく
影を求めて来る人に踏まれ蹴られ散々な日もある
優しい日差しの午後には ひとり空へ両手をかざした
大きな木の下でほんのわずかな木漏れ日を待って
この日も僕には日の光は差さずに ずっと遠くで
憧れ抱いた花たちが風に揺れる
僕はゆっくり根を伸ばすよ 時来るまで
精一杯葉を広げて 何度でも立ち上がって 光に向かって
真っ直ぐに 真っ直ぐに 僕らはゆっくり伸びてく
それぞれに それぞれに 形は違うけれど
同じ風に吹かれながら 空見上げ 願う いつも
真っ直ぐに 真っ直ぐに 僕らは根をはり生きてく
踏まれても 踏まれても 光差す方へ
どんな日もあきらめず きらめく陽だまりを想う
木陰に僕は強く生きるだろう 光りを浴びるその日まで
そう辛い日々でもいつでも"土"は僕の味方になって
もう無理だよなんて弱音吐くと下で『頑張んなよ!』って
このちっぽけな僕でもちゃんと愛されてんだ
これからは何も無いなんて言わない周りと違ったって
そうさ僕は一人じゃない 隣の木の木陰で
同じように光へ向かう 仲間を知る
今日もゆっくり根を伸ばそう 時来るまで
精一杯葉を広げて 何度でも立ち上がって 僕は僕らしく
真っ直ぐに 真っ直ぐに 僕らはゆっくり伸びてく
それぞれに それぞれに 形は違うけれど
同じ風に吹かれながら 空見上げ 願う いつも
真っ直ぐに 真っ直ぐに 僕らは根をはり生きてく
踏まれても 踏まれても 光差す方へ
どんな日もあきらめず きらめく陽だまりを想う
木陰に僕は強く生きるだろう 光りを目指しその手を広げて
真っ直ぐに 真っ直ぐに ふたばはゆっくり伸びてく
それぞれに それぞれに 形は違うけれど
同じ風に吹かれながら 空見上げ 願う いつも
真っ直ぐに 真っ直ぐに 僕らは根をはり生きてく
踏まれても 踏まれても 光差す方へ
どんな日もあきらめず きらめく陽だまりを想う
木陰に僕は強く生きるだろう 明日も強く生きるだろう
あきらめないよ 手を広げ その光が照らす温かい場所へ