ホーム > 山口瑠美 > りんどう愛歌 歌詞
恋しくて身悶ええた 一重の恋よほつれ髪 ああ手櫛で梳かしても ぬぐえぬ泣き黒子想いではこむらさき 一人ぼっちで明けに咲く浮世川仇情 意地で渡った道野辺にあなたが手折りしりんどうの花咲く季節(とき)は来ぬ
泣き濡れて俯して 夜明けた部屋は川蝉が ああ水面を飛び通う 鄙びた籠宿小指立て紅を指す あなた待つ夜の薄化粧忍び草りんどうの 咽び泣くよな風の音に目覚めて背中にしがみつく 哀しい夢を見た
切なくて身も細る 未練の恋よ面通う ああ旅人にふり返る 空には朧月浮き沈む流れ木の 晒す白さに身を重ねやつれ腰手を添えて 一人扱いた姿見の二重に余る染め帯は 徒しのこむらさき
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