夜明け前 時計の針は指す 君との待ち合わせの時間
走って息切れした僕に 平気?と君は笑っていた
買ったばかりの黒いカメラ 大事そうに首から下げて
二人で並んで歩いてる 君の歩幅に合わせながら
僕の街から少し遠い 君の街から少し近い
あの海が見える丘まで 急ごう朝が来る前に
朝焼けの空に 僕らのロケット打ち上げる
儚い願いで眺めていた
今という時間が いつかは壊れる気がして
つないだままの僕の手を そっとポケットにしまう
あれから… 伝えられずに
途切れたままのロケットが
僕の右手でぼやけていた
この瞬間から 始まってくその訳を
何度も探し続けている 終わらない僕のストーリー
朝焼けの空に 僕らのロケット打ち上げろ
儚い願いが届くように
大切な現在(いま)が 色褪せてしまいそうでも
空に伸びていたロケットが 確かに強くする
あの日と同じ時間を指す 時間はゆっくり動き出す…