土岐隼一「夜のストレンジャー」歌詞

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夜のストレンジャー / 土岐隼一
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夜のストレンジャー


[よみ:よるのすとれんじゃー]
歌手:土岐隼一
作詞:澤部渡
作曲:澤部渡

楽しかった時間なんて
思いだしたら出すだけ損じゃん
何も残らないならば
言葉を尽くして写真のように
切り取れたらいいのに

赤い煉瓦の壁が続いた
靴音は予感ごまかす
くだらないやりとりだって
都合よく風化して美化していくだろ?
季節は檻のようだね

この街は何も気づいてくれない
退屈な夜の闇を踏みしめて

あらゆるものが過ぎ去った今
どうして僕らはまだここにいるんだ?
どうやってどこへ帰ろうか?

綻びは少しずつ広がって
退屈な夜が崩れ落ちそう
綻びが……
退屈が……

アルバム「JUMBLE!!」収録曲


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「夜のストレンジャー」の一言メモ

過ぎ去った時間を振り返ることの虚しさが描かれていて、記憶の儚さと現実の冷たさが重なり合うように感じました。楽しかった瞬間でさえも、思い出すことで損をするという感覚には、過去に縛られたくないという強い意志が込められているようでした。街の風景や夜の闇が心の状態を映すように描かれ、孤独や退屈がじわじわと広がっていく様子が鮮やかに伝わってきます。くだらないやりとりが美化されていくという表現には、人の記憶が都合よく変わっていく不思議さがあり、そこに切なさと皮肉が混じっていました。綻びが広がる描写は、心の中の不安や迷いが少しずつ大きくなる様子を象徴していて、夜の静けさの中でその感覚が強調されていました。帰りたいのに帰れないという問いかけは、居場所を探す人間の根源的な思いを映していて、読む人に深い共感を呼び起こします。退屈な夜を踏みしめる姿には、孤独を抱えながらも前に進もうとする意志が込められていて、暗闇の中で自分を見つめ直す強さを感じました。
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