そう人生はけして甘くない珈琲(コーヒー)のように
ただ苦いだけだと最近知った…。
今は消えかけのロウソクみたい ゆらゆら揺れ
それは案外孤独で楽しい…
キミが居なくなって何も見えなくなって
眼鏡(めがね)を掛けることが多くなったよ
時々でいいんだ思い出して欲しい 僕のこと
届け遠くまで アノ雲を突きぬけて
遙(はる)か彼方まで この声を届けたい
遠く遠くまで 届くように 空見上げ
この声が響くように思いを込めて今伝えたい
「今までありがと…。」
空いた穴はとても大きく虚(むな)しさだけが広がり
埋めることも出来ない日々が続く
毎日が気の抜けた炭酸ジュースみたいで
味気のないままただ過ぎてゆく…
キミが居てくれた だから幸せだった
キミにしか出来ないこと沢山あった
苦労＝不幸じゃないって 気づかされたよ…
届け遠くまで あの風船のように
遙か彼方まで この声を届けたい
遠く遠くまで 届くように 願い込め
空見上げ キミに向け 手を振った…
失うことで強くなれるなんて誰かが言っていた
知りたくもなかった
一人のこの部屋にはまだ灯(あか)りが点(つ)かない
出会いの喜び 別れの寂しさ
教えてくれた 大切なキミに
ずっと恥じないように生きて行こう
それだけを胸に 刻んで生きて行こう…
