サイダーガール「陽炎」歌詞

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陽炎 / サイダーガール
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陽炎
[よみ:かげろう]

歌手:サイダーガール
作詞:知
作曲:知

曲がり角の向こう側で ゆらゆらと揺れる陽炎
焼けるアスファルト蹴り飛ばしてはしゃぐ僕が浮かんで消えた

追いかけても離れた 青臭い夏の残像
駄菓子屋で飲み干したサイダーの伸びる影を見てた

からん、と音が鳴るビー玉を取ってみたかった
欲しいもので溢れるのは今も変わらないんだな

街角に溶ける影法師 光の粒が煌めいて
揺れる夏の記憶の隙間を歩く僕に似ている
水面に映る夕焼け空ばかり綺麗だと思うのかな
思い出が言葉一つで乱反射して
眩しくて嫌んなっちゃうな
消えないのに掴めないな

曲がり角の向こう側で ゆらゆらと揺れる陽炎
新しい服を汚して無邪気に手を振る僕が浮かんで消えた

せーの、で走り出す 一等賞の旗が欲しかった
上手くはいかないことだらけ 今も変わらないんだな

僕は何処へ向かう 光の粒を拾い集めて
行く宛もない僕の言葉もいつか届きますように

街角に溶ける影法師 光の粒が煌めいて
揺れる夏の記憶の隙間を歩く僕に似ている
夜空に静かに浮かぶ月ばかり綺麗だと思うのかな
面影が瞼の裏に焼き付いて
眩しくて嫌んなっちゃうな
思い出が溢れてぼやけちゃうな
消えないのに掴めないな

夏のせいだろう


アニメ「千歳くんはラムネ瓶のなか」エンディングテーマ


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