荒井麻珠「Aliverary」歌詞

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Aliverary / 荒井麻珠
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Aliverary
[よみ:あらいぶらりー]

歌手:荒井麻珠
作詞:Junxix.
作曲:Junxix.

飛べないよもう、消えちゃいたいよ
どうすることも出来ない
傷だらけのこの羽根じゃ
あなたしかいないとか想ってみたいよ
だけどきっと続かない
すぐ諦めて震える
私は弱虫

夜空を見上げたけれど
何も見えないし感じない
上履きの中で光る
画鋲は見えるのになんでなんだろう

あゝ
それでも朝日を映すこの瞳があるのは
あゝ
なんか意味があるのかな

言霊が明日を決めるなら
もう十分終わりが来てもいいんじゃない?
だけどまだ息をしているから今日も
繰り返す胸の痛み
消し去りたい希望

消しゴムじゃ消えない落書き
胸の隅に残る黒いインク
指先でそっとなぞってみたら
滲む傷口も物語になる

あゝ
逃げた先の道にも 朝は来るから
あゝ
この足が向く方へ

“認めてほしい”より先に“私を認める”
抗う為にもがく その手が光になる
結局全ては愛なんだと
ここに記しておくよ
決めつけや偏見は捨てて信じてみよう

魂が叫んでる声を
どのくらい聴こえないふりしてきたんだろう
もうしないよ もう失いたくないワタシを
置き去りにした私を私が迎えに行く
飛べるよ。


朗読演劇「図書委員界」テーマソング


歌詞ナビ一言メモ
生きることの困難さと、それでも続いていく命への問い掛けが根本に流れていました。飛べない状態で消えたいという願いと、それでも朝日を映す瞳が存在することの矛盾が、人間の複雑さを浮き彫りにしていたのです。夜空を見上げても何も見えないという絶望と、上履きの中で光る画鋲が見えるという細部への視線が対比されており、その落差が深く響きました。言霊が明日を決めるなら、終わりが来てもいいのではないかという問いが、生きることへの疑問を示していましたが、それでも息をしているから今日も続くという現実が語られていました。繰り返す胸の痛みと、消し去りたい希望という矛盾した感情が、生きることの苦しさを表現していたのです。消しゴムでは消えない落書きという比喩が、過去の傷が決して消えることのない現実を示唆していました。指先でなぞった傷口が物語になるという表現から、経験の価値化が行われていることが見えてきました。認めてほしいより先に自分を認めることの大切さが強調されており、他者の認可ではなく自己認可への転換が描かれていました。抗う為にもがく手が光になるという表現が、困難の中での闘争が光へと変わる可能性を示していたのです。
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