ホーム > 歌手「な」 > 名無し之太郎 > 並行世界 歌詞
歩く 歩き回る喧噪が遠くで囁いた歩く 歩き回る溢れそうな何かが溢れている
歩き 歩き回り幻想を睨み放り投げた何も感じぬようにただひたすらに
俯き佇む街灯が足元を弱く照らすそっと消えるように呟く貴方もひとりなの?
痛いくらいに突き刺す風が誘うたった一つの輪郭に重ねるたび街に溶ける
選ばれなかった生き様を。
並行世界を望むような誤魔化しきれない隙間にまた落ちていく行き着く先も解らず書き留めたい言葉の束が指先を動かすままにまた走り出すいつかの芽生えを願って
走る 走り抜ける弾けそうな鼓動と人模様今は心地よい歩道橋の上で足を止めた
2種類の涙を持ち寄って薄め合う日々だあの時あの場所 戻れたら何か変わるのかな
空に亀裂が走っている差す光には幸せがきっと詰まっている
痛いくらいに突き刺す風が誘うたった一つの輪郭に歌声さえ街に溶ける
息遣いだけが木霊する。
並行世界を望むような誤魔化しきれない隙間にまた溺れていく行き着く先を求めて書き留めたい言葉の束が指先を動かすままにまた呑まれていくいつかの芽生えを願いまた呑まれていくいつか晴れるのを願って
アルバム「名箋」収録曲
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