花火の音はあの頃と同じ
白い煙が風に流れてく
また少し君のこと思い出す
届きそうで届かない 星空の下語らい
そのぬくもりをいつでも側に感じ
戻れそうで戻れない 道をそれぞれ
僕ら選んだ 悲しみと引き換えに
今 時を超えて君の声が響く
川沿い歩く花はまだつぼみ
静けさに負けふと足を止める
また少しあの夜を思い出す
言葉はいつも足りない 迫る未来に逆らい
君に叫んだ幼い愛何度も
笑顔はときに儚い 最後に僕は
手を振るほかに何が出来たのだろう
今 時を超えて君の声が響く
まだ少しあの夜を思い出す
振り返ってもそこにもう君はいない
そして今日が過ぎてゆく
探し続けた人に巡り会ったつもりでいたけど
君じゃなかった ただそれだけのこと
僕じゃなかった ただそれだけのこと…