月曜でもう3週間
欠席の理由も訊かれなくなった
浮き立った町の雰囲気
カーテンを潜ってくすぐったいや
あたしやっぱりドラゴンなんだって
自分のこともわからなくなって
センチメンタルなんちゃって
ちょっと無理してしまいそう
もうどうにもなんないや ほら
コンビニのキャンディー転がした
一生この町を出らんないのかな
あたしじぶんが嫌になってしまいそうです
君のことすらわからなくなって
「やっぱ嘘です、なんちゃって!」
それは無理がありそうか
「やっぱりあの子
そっとしといてほしいんだって
自分のこともわからないんだって」
噂話になっちゃって
余計出づらくなりそうだ
たとえあの子がドラゴンだったって
ツノも尻尾も隠せなくたって
バスに飛び乗って会いに行く
火を吹くような炎天下
だって心配なんだもん いつだって
自分のことも放り出しちゃうよ
「だってマブじゃん? ウチらって!
それは死語か、あーそうか」
あ、笑った?
勘違いか?
こっち向いて?
笑ってるじゃん!
やったったぜ!
ほい!